ブッシュには靴を
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/204863/
『【カイロ=村上大介】イラクの首都バグダッドを14日に訪問したブッシュ米大統領がマリキ・イラク首相との共同記者会見中に、イラク人のテレビ記者から靴を投げつけられ、「イヌ」と侮辱されるハプニングがあった。
英BBC放送の映像などによると、突然立ち上がった男性記者は「イラク人からの別れのキスだ。イヌめ」と叫んで最初の靴を投げ、続いて「これは夫を失った女性や孤児、イラクで命を失ったすべての人たちのためだ」と言って、履いていた左右の靴を次々と投げつけた。大統領は身をすくめてかわし、男が取り押さえられた後、「事実関係を述べるなら、靴のサイズは10だった」と冗談を飛ばした。
14日夜、この映像が流れると、エジプトの民間衛星テレビ局の女性アナウンサーがこの記者を「英雄」と呼び、衛星テレビ各局には快哉(かいさい)を叫ぶ視聴者の声が殺到。
ブッシュ大統領への反感の根深さを浮き彫りにした。
アラブ世界では、靴で人をたたいたり、投げつけることは最大の侮辱にあたる。2003年のイラク戦争でバグダッドが陥落した日、倒されたフセイン元大統領の像を民衆が靴でたたいて歓喜する光景が世界に流れた。
ブッシュ大統領のイラク訪問は戦後4回目で、任期中最後とみられる。バグダッドでは米軍の地位協定に調印し、15日にはアフガニスタンの首都カブール入りし、カルザイ大統領と会談した。』
もうすぐ任期が終わるアメリカのブッシュ大統領は実績を自画自賛していたようだが、中東の人々の反ブッシュは相当なものだね。
イラク人記者が靴を投げたこともそうだけど、その行為が「英雄扱い」と言う事に注目したい。
普通だと自国の首相との記者会見でそんな事件が起こると、アメリカだけでなく自国に対する侮辱ともとれ、非難の的になると思うんだけど。
それが、エジプトをはじめ、他のアラブ民衆がも喝采したというんだから、ブッシュ大統領に対する憎しみは相当なものだと思う。
イラクでは戦闘時より、戦闘が終わった後のアメリカ軍人の死傷者が多い事実をどのようにブッシュ大統領は認識しているのだろう?
ただ単に憎しみを生み、テロ活動の環境を整えた側面はないだろうか?
イラクとの関係を書いた記事はこちらを参照。
→ http://sekaikoukishin.seesaa.net/category/3827162-1.html
ブッシュ大統領がイラクをフセイン大統領独裁から解放したと思っているなら、なぜ民衆から感謝されないのだろう?
ブッシュ大統領やアメリカは感謝されるどころか、アラブ世界で一番の侮辱とされている靴を投げられ、その映像が流れると他のアラブの国民からも拍手喝采。
その事態をもっと重く見て欲しいな。
オバマ大統領には、もう少し国際的な視点で政策をしてほしいと切に願ってます。