スズキの企業姿勢に拍手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081221-00000007-yom-soci
『外国人労働者が多い浜松市に本社を置く自動車メーカー「スズキ」が、景気悪化の影響で近くの各種学校に通えなくなる南米系の子供たちの授業料を肩代わりする計画を進めている。
失職する親が相次ぎ、退学者が増加傾向にあるためだ。
スズキも派遣労働者の削減を予定するが、「従業員の子供かどうかに関係なく支援したい」としている。早ければ年明けに事業をスタートさせる。
支援対象は、日本語や母国語の学習を支援する浜松市の「ムンド・デ・アレグリア」(喜びの世界)。
外国人の採用を担当した元スズキ社員が2003年、個人で開校。04年に各種学校になり、スズキなど地元企業が毎年、2000万円程度の寄付を行ってきた。
学校には現在、ペルーやブラジル出身の派遣労働者らの子供101人(4〜17歳)が通う。授業料は月1万5000〜2万円だが、「親が職を失い、払えなくなった」として10、11月に計12人が退学。失職した10人の親からも、年明け以降は払えなくなるとの申し出があるという。
同社は来年3月までに、浜松市に隣接する磐田市の工場などで派遣労働者600人を削減する予定。』
世界的不景気に持ってきて、急な円高。
日本の企業は現在大変な危機に陥っている。
お金のかかる企業スポーツは、廃部や休部に追い込まれている。
そんな企業の中でも、日本経済の中心を担うのが自動車産業。
自動車産業は、単なる一産業ではない。
自動車には、鉄、ガラス、コンピューターとあらゆる分野の部品が搭載されている。
自動車産業の動向に、他の産業分野も影響されるという事だ。
アメリカのビッグ3は公的資金で救済状態だが、日本の自動車産業もどこもかしこも派遣社員切りのオンパレード。
トヨタでさえ減配が確実。本田はF1レースから撤退。
スズキ、富士重工も世界ラリー選手権(WRC)から来シーズンは撤退を表明。
そんな中、スズキが南米系児童の支援に乗り出した。
スズキの地元浜松市はブラジル人やペルー人が多く、企業で働いている。
しかし、この不況で仕事を失う日系人も続出。
日本語や母国語の学習を支援する浜松市の「ムンド・デ・アレグリア」に通う児童の授業料を肩代わりする計画だという。
浜松市は日系人とのつながりが強い都市だ。
失業で犯罪が増加する懸念もあるが、スズキのように地域でできる事をして外国人に疎外感をもたせない事も重要だと思う。
特に中南米にけっこう関わっていたgidoとしては、スズキに拍手を送りたい。
スズキも派遣社員を減らしたり、世界ラリーから身を引いたりしている一方で、できる範囲でなら地域の事も考えている姿勢は評価できる。
ただ不況だから全てカットと言うのではなく、こういう企業風土が日本全国に広がって欲しいなと思うのである。
