http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000102-jij-int
『【クアラルンプール時事】マレーシアの検察当局は25日、大量の覚せい剤を持ち込んだ危険薬物取締法違反(不正取引)の罪で、東京都目黒区の元看護師、竹内真理子容疑者(35)を起訴した。起訴状によると、罪状通りに有罪が確定すれば、法律上の量刑は死刑となる。
起訴状などによれば、竹内被告は10月30日夜、アラブ首長国連邦のドバイからクアラルンプール国際空港に到着し、スーツケースの中に覚せい剤のメタンフェタミン約4.6キロを隠し持っているのを税関当局に発見された。
担当弁護士によると、同被告は罪状を否認している。公判は、覚せい剤の化学鑑定結果を待って来年の1月26日から本格化する見通し。』
マレーシアで先月末、スーツケースから覚せい剤が発見された竹内被告。
マレーシアやシンガポールは麻薬に対して厳しい態度を取っており、覚せい剤持ち込みが発覚すれば、外国人であろうと死刑になる可能性がある。
マレーシアの場合、危険薬物法(1983年改正)によれば、ヘロイン・モルヒネ15g以上、あるいはガンジャ(マリファナ)200g以上の所持は死刑、また、それ未満でも無期懲役等の重刑が科される。
今回の場合は、覚せい剤のメタンフェタミン約4.6キロという量なので、死刑の確率が非常に高い。 外国人の場合、外国政府から減刑嘆願依頼が出ると、政治的な判断で国外退去などの処分など減刑される国もあるけど、マレーシアやシンガポールはそれは先ず望めない。
外国人でも死刑になる。
竹内被告は、何度も行き来していた事や覚せい剤の量が半端じゃない事を考えると、運び屋だった可能性が非常に高い。
日本人にとってマレーシアやシンガポールは身近な海外になっているけど、当然その国の法律は遵守しなければならない事を忘れないようにしないと。
先日、アメリカで「大麻(マリファナ)カフェ」のニュースを取り上げた。
アメリカ 大麻カフェ
だけど、簡単に大麻や薬物に手を出していると、命も危険に晒す事になるという典型的な例だよ、このマレーシアのニュースは。
マレーシアは楽しい。でも、海外だからと面白半分に麻薬に手を出すと、もう後がないのを覚悟しておこう。 日本の酒井法子のように、覚せい剤常用していても執行猶予が付くなんてありえないくらい厳しいからね。

無敵のマレーシア