スーダン

スーダン南部独立問題
 
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110107-00000021-maip-int


  『【ジュバ(スーダン南部)高尾具成】北部・中央政府からの分離独立を問う住民投票の開始を9日に控えた、スーダン南部の中心都市ジュバに入った。

  独立の待望機運が現地で高まる中、従来独立に消極的な立場を示していた北部・中央政府のバシル大統領は4日、ジュバ入りして「(投票)結果の受け入れ」を確約。

  米政府も5日、「(投票が)平和的に実施されると考える」と、投票がスムーズに行われるとの認識を示しており、独立が一層現実味を帯びてきた。


  投票で、有権者は投票用紙に描かれた「片手を広げた」絵(=分離独立支持)か、「両手を重ねた」絵(=統一支持)の二つの絵のどちらかに、親指の指紋を押印する。

  ジュバの街中は、その投票方法を示すポスターなどが各所に張られ、投票ムードを盛り上げている。記者が前回訪れた昨年3月と比べ、市民の表情は明るく「ウエルカム」と気軽に声をかけてくる人も多い。


  宿泊施設で働くデビット・バラさん(21)は「生まれてから大半の時間は内戦のさなかだった。南部住民はさすがに疲れたんだ。今は未来への希望を託したい」と語り、分離独立を支持すると告げた。


  昨年11〜12月、スーダン国内や米英など海外8カ国で行われた有権者登録では、18歳以上の約390万人が登録。住民投票は9日から15日まで実施される。


  独立には、有権者の60%以上が投票した上で投票数の過半数の賛成が必要。新国家誕生の場合、建国は7月に予定される。

  南部自治政府
を主導する与党「スーダン人民解放運動」(SPLM)関係者は、「住民の間では分離独立支持が90%以上との声もあるが、少なくとも70%は堅いと信じている」と話した。


 今回の投票は、83年以降続いた第2次内戦を終結させた05年の「包括和平合意」(CPA)に基づいて実施される。

  第1次内戦はもともと、アラブ系住民中心の北部とアフリカ系住民の多い南部との間で、独立前年の55年に発生。第2次内戦開始から05年までの約22年間で、推定200万人が死亡、400万人の難民・国内避難民を出した。


  南部はインフラ整備などの途上で、独立への期待から帰還する住民への対応や就業など課題は山積している。


  5日にバシル大統領が南部からたつのを見ようと空港に行ったというSPLM支持者の男性(48)は、「分離独立のサインでもある片手を広げ、『北部よサヨナラ』との思いも込めて手を振った。分離が決定した後が、(南部)自治政府が真に試される正念場となる」と話した。』


  スーダンエジプト南部に位置している国。 国土は広いが主だった産業もなく、北部のアラビア系のイスラム教徒と南部の黒人系の非イスラムは長年内戦をしてきた。


  スーダンの西部、ダルフールはその悲惨さで世界中に名を知らしめてきた。 そのスーダン南部が独立しようとしている。


  アメリカのサポートもあるようなので、新しい国家誕生の可能性が高い。 ただ、そこで問題が解決するわけではない。 バジール大統領は北部、つまり南部が独立分離してからはスーダンをより一層イスラム化に傾斜させるだろう。


  北部にも非イスラム系は大勢いるようなので、その人達の不満は今まで以上になるだろう。

  すると、北部だけになっても、再びスーダン内戦が勃発する可能性もある。

  また独立したとして、南部も欧米の支援なしてはとうてい生きられないだろう。
 
  
  遠いアフリカで起こっている事で日本には関係ないと思っている人も多いだろうけど、実はそうでもないかも?


  スエズ運河を利用するタンカーなどは紅海を通る。スーダン紅海にも面している国だ。紅海を出た所で海賊騒ぎを起こしているのはソマリアだが、紅海内でも問題が発生する可能性が出てくる。


  ソマリア海賊対策として、民間の船を安全に航行させる為に各国の軍が派遣されて警護しているが、紅海内もそうなると大変だ。 費用だって馬鹿にならないし、危険度は増す。


  それらは遅かれ早かれ、値段に跳ね返ってくるだろう。
 

  いずれにしても、スーダンの平和な国作りを願わずにはいられない。


   実はスーダンの未来に尽力を尽くしている日本人もいるんです。 一番の敵は無関心。  





 スーダン南部が独立するにしてもしないにしても、注目していきたいなと思います。

posted by 世界好奇心 at 23:19 | アフリカ