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北朝鮮からロシア外交官が脱出した意味

トロッコで北朝鮮脱出




 『ロシア外務省は25日、北朝鮮のロシア大使館に勤務するロシア人外交官とその家族が、手押しトロッコという異例の手段でロシアに帰国したと明らかにした。

  北朝鮮新型コロナウイルス対策として国境を封鎖している。

  このため、外交官たちは「ほかに手段がなかった」とロシアは説明している。 外交官と家族の8人はまず電車とバスで平壌からロシア国境まで移動。

 その上で、線路上を約1キロ、手押しトロッコで移動した。 北朝鮮新型ウイルス対策として、ほとんどの旅客の出入国を禁止している。

 これまで国内に感染者はいないというのが公式発表だが、専門家たちは疑っている。

 ロシア外務省はフェイスブックで、「国境が1年以上封鎖され、旅客の移動が停止しているため、帰国の旅は長く厳しいものになった」と明らかにした。


  同外務省が共有した写真では、外交官と子供たちが荷物と共にトロッコに乗り、冬枯れの景色の中を移動している。

 また動画では、国境の豆満江に架かる鉄道橋を渡り、国境を越えた瞬間に歓声を上げる様子も映っていた。
同外務省によると、トロッコの「エンジン」役となったのは、ウラジスラフ・ソロキン3等書記官だった。

 書記官の3歳の娘ワーリャちゃんを含む8人は、平壌から電車で32時間とバスで2時間かけて、国境まで移動したという。


 ロシア側の駅で外務省職員が出迎え、一行はバスでウラジオストク空港まで向かった。 北朝鮮の厳しい感染対策によって、国内の移動が制限されているほか、生活必需品も不足しがちだという。

 ウイルスの越境を防ぐため、国境地帯の警備は強化されている。 この1年間で多くの外交官北朝鮮を離れ、欧米諸国は大使館をいったん閉鎖した。

 外国からの旅行者の大半は国境を越えて中国に移動した。昨年3月にはウラジオストクへ向かった同じ飛行機で、一度にドイツ、ロシア、フランス、スイス、ポーランド、ルーマニア、モンゴル、エジプトの各国外交官がまとめて出国していた。』


 北朝鮮の出入国が厳しく制限されているのはこれまで伝えられてきた。
 が、まさか外交特権があり、北朝鮮の友好国でもあるロシア外交官トロッコ北朝鮮脱出とは・・・。

 通常、外交官にはある程度の便宜を図ると思うが・・・。
それが電車とバスで平壌からロシア国境まで移動できたということだろうか?

 北朝鮮は国内であっても自由に移動できないらしいから。
トロッコで脱出と言っても1kmぐらいだから大したことはないと思うかもしれない。

 どうやってトロッコを用意したか気になるところだが、国境の出国スタンプはどうしたんだろう?
 なしだったのか、国境の町でもらったのか?

 私は脱出方法でそうだけど、それよりロシアの外交官北朝鮮を離れたという意味を考えてみたい。
いずれにしても、中国に次ぐ北朝鮮の友好国であるロシアの外交官が逃げ出すというのは、ピョンヤンもかなり状況は悲惨になっているという証拠だろう。

 コロナの影響だけでなく、経済制裁で物資も乏しくなっていると思われる。

 北朝鮮ではコロナ感染者はいないと言っているが、実態は違うだろう。まあ、いても人権無視でコロナ感染者は殺してしまうのかもしれないが。

 北朝鮮にあった多くの大使館が閉鎖され、外国人はほとんどいなくなって北朝鮮事情はますます闇に葬られていると思われる。

 金正恩氏は今年に入って総書記という名称になった。
父であった金正日総書記と同じ名称になったわけだ。

 北朝鮮を指導する朝鮮労働党のトップであるから、これまでの名称よりもアップした印象があるという。
これまでも北朝鮮のNo1だったから、特別何かが変わるわけではないが、国内向けのアピールだろう。

 逆に言えば、そんなことでもしないと、北朝鮮国民の不満を抑えられない状況になっているのかもしれない。


 北朝鮮の地方はかなり前から悲惨な状況だと言われていたが、首都ピョンヤンもかなりマズイ状況になっていることが推測される。

 日本と違って北朝鮮は自由に住む場所を選べるわけではない。
 首都ピョンヤンに住むには金正恩総書記を支持していなければならず、いわゆる朝鮮労働党のエリートが多く住む街である。

 
その金正恩総書記の側近は自分達もうまい汁を吸っているからこそ、支持している面があったと思われる。
だけど、配給や給料が滞り、物資も不足する状況でどこまで我慢できるか。

 金正恩総書記は無慈悲は粛清を行ってきた。No2と言われていたおじである張成沢氏を処刑したのは世界に大きな衝撃を与えた。

 つまり、金正恩総書記アメとムチを使い分けて北朝鮮を統治してきたといってもいいだろう。
しかし、アメはなくなり、ムチばかりになってくるとどうなるか?

 2021年のうちに北朝鮮で大きな動きが出てくるかもしれないな。

posted by 世界好奇心 at 19:47 | ロシア