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アメリカ出国物語

今回はアメリカからの出国のお話で〜す。
以前僕が経験した実際の話です。アメリカ入国物語とセットで読んでみてくださいね。



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  僕は搭乗手続きを受けていた。そして、荷物を計量器に置いた途端、問題が発生した。スーツケースの荷物が重量オーバーだと言われる。ま、これは予想していた事。


  予めリュックの方に荷物を移動しておく手もあるが、それでもきっと重量オーバーだろう。それだとマズイのだ。カウンターの前で荷物をスーツケースからリュックに移動するところを見せれば、3,4kgオーバーならOKしてもらえる可能性が高い。


  係員は「で、どうする?」と聞きながら、もう一つのリュックはターンテーブルに流そうとする。おいおい。

 「待ってくれよ。荷物を移しかえるから」メキシコの空港と同じ事が繰り返される。

  しかし、アメリカの方がなんとなく対応が冷たい。ドライと言うのかな。


 何kgか移し変え終わって、予想通りOKになった。その代わり、スーツケースにはheveyのタグを付けられた・・・。


 X線で荷物をチェックするところで荷物を預けて、いざ出国ゲートへ。


  ところが入ろうという直前に、係官に呼び止められた。そして、僕のスーツケースを指差さしながら、「これ、君のだよね」と。「そうだよ」と言うと、「鍵貸して」と言われる。

  「どうして?」
  「荷物チェックするのよ」
  「何が問題だったの?」
  「荷物チェックよ!」

 理由も言われず、高圧的な態度に閉口しながらも、仕方なく鍵を渡した。


 「そこで立って見ていろ」と言う。そして、男の上司らしい係官がやってきた。10mくらい離れた所でスーツケースが開けられていくのをじっと眺める。


  係官は中の本を盛んにめくっている。僕には何を怪しんだのかよくわからない。本の中に何か隠し入れるテロ方法があるんだろうか?
 

  5分くらい経って、やっと終わった。係官は僕に鍵を返した。僕はスーツケースに鍵がかかっているかどうか心配だったので、見に行こうとすると「そこから中に入っては駄目だ!!」と2,3人の係官から怒鳴られる。なんだ、こいつらの態度は。チョー感じ悪い。


  僕がロックしたかどうか確認したいというと、係官が3mくらいまでスーツケースを持ってきた。確かにロックしてある。それにしても、絶対にスーツケースには近寄らせないつもりだ。やれやれ、僕の荷物なのに・・・。


  それから手荷物とボディのチェック。ここではパソコンをケースから取り出し、ポケットの鍵なども全部出す。そればかりか、靴まで脱がなければいけない・・・。


  イラつくのは、荷物だけX線検査機に先に流して、人間の方のチェックが待たされること。これって貴重品もチェックのため流しているわけだから、こっちとしては気が気でない。

  
  付近にいる人が盗って行ったってわかりゃしない。実際、僕の知人はこういう場面で財布を盗まれた事があるのだ。それもアメリカで。


  とにかく、このようにアメリカの出国チェックは、他の国と比べものにならないくらい面倒だ。そして、前回はここまでだったが、今回は新たにもう一つチェックが加わっていた。


  搭乗する時に、指紋押捺写真撮影が行われたのだ。専用のハンディ機械を持った係員に左手、右手の人差し指の指紋を取られ、写真を撮られてから、ようやく飛行機に搭乗できる。これは全員ではなく、日本人だけのようだった。はっきり言って、感じ悪い。



  でも、これはある意味、僕に安心感を与えた。アメリカは出国時には、パスポートにスタンプをくれない。しかし、入国の時にホッチキスでつけられたグリーンの紙を、搭乗する時に係員に渡しておかなければいけない。



  これを忘れると、出国したにもかかわらず、コンピューター上はアメリカに滞在しているような形になって、6ヶ月を過ぎると不法滞在扱いにもなりかねないからだ。


  もう2度とアメリカの土を踏まないという人ならそれでもいいだろうが、そうでない人は次回の入国の時に不具合が生じる危険性があるのだ。


  今回のように指紋等までチェックして送り出してもらえれば、そういった不安が取り除かれるというわけである。と言うか、出国の時もスタンプ押すようにしろよ!


  不法滞在者の何割かはこうして作られたもんじゃないかと勘ぐってしまう。そうして不法滞在者の数を割り増しして、何かに利用していたりして。そうじゃないとは思いたいけどね。



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posted by 世界好奇心 at 16:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ出国物語