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複雑な心境  ★★ ロサンゼルス ★★★

  先日こんな記事が出ていたので、ちょっと今回は真面目に書きます。



  ■テロとの戦い支援、米下院が対日称賛決議を採択(読売新聞 - 09月06日 12:08)
    http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070906i304.htm 



 米下院日本テロ対策支援で感謝だそうな。


 まあ、記事にもあるように多分に政治的ゲームのような気がしてならないけどね。


 こんなんで日本の政治家が浮かれたら大変だニャ〜。



 
 今回の写真は、ロサンゼルスにある有名なビーチ「サンタモニカ」で撮ったものをアップしよう。
 
 恐らく多くの人が「サンタモニカ」の名前くらいは耳にした事があるんじゃないかな?

 世界中の観光客が集まる(?)そんなビーチの一角に、たくさんの十字架が立っていたんですね〜。


                DSCN7177.JPG




 写真を見てもらえば一目瞭然だけど、イラクで亡くなったり、負傷したりした米兵の数を書いてるんだよね。



            戦争は終わった。

        フセイン元大統領も処刑された。

       でも、イラク問題はまだ終わっていない。



  これらの十字架がどういう目的で立てられているかは、正確には知らない。



  風化しそうなイラク問題をもう少し考えて欲しいというメッセージ?

  それとも、亡くなった米兵を英雄視している?


  週毎に書かれている死亡数、負傷数を見ると、早く米軍イラクから手を引いて欲しいというメッセージだろうか?


  アメリカ人だって派遣されている軍関係者の家族は、きっとそう願っている事でしょう。
  口に出して言うかどうかは別としてね。



  アメリカ人みんながイラク戦争に賛成していたわけじゃないからね。反戦を唱えていた人達だっていたわけだし。    



  正直に言うと僕はこれを見た時、
   
 「米軍イラクでこれまでにこんなに殺されている。とんでもない事だ!」

  そんなメッセージを直感的に受け取って、あまり良い気持ちがしなかった。


  イラク戦争で亡くなった方には、気の毒だったとは思うけどね。


               DSCN7178.JPG             



            なぜか?
 


  それはイラク戦争というのはアメリカが主導して、強引に起こしたと言える戦争だから。


  自分達で引き起こしていて、「こんなに米兵が死んでいる!」と言われても、ちょっときつい言い方だけど、自業自得じゃない?とか思ったりするわけですな。



  しかも、米兵よりはるかに多くのイラク人が亡くなっている。その中には、一般民間人も含まれているわけ。



      ここに、そういう視点はあるのか?


    これを見て、咄嗟にそんな疑問が浮かんだんだ。




    イラク大量破壊兵器を隠し持っている。 


  そんな推測だけで、多くの国々が反対していたにもかかわらず、米英で強引に戦争に持っていったというのが、僕のイラク戦争の印象。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E6%88%A6%E4%BA%89 (参考までに)



   で、その結果どうなったか?

  
  勝利宣言の後、「イラクには大量破壊兵器はなかった」と報告された。



    おいおい、だったら、何の為に戦争を始めたの???
      
      ここで大義名分さえ崩れたわけだよね。



  しかも、戦争が終わってからのイラクの治安悪化は凄まじい。

  米兵だって、戦争中より戦争が終わってからの方が犠牲者が多いじゃない。


  そりゃ戦争が終わって4年くらいになるのに、週に20人くらい死んでいるんだから信じられないよね。


  現在のイラクでは各派が入り乱れて、もう内戦に近いと言ってもいいくらい?


  イラク国民は、サダム・フセインが統治していた頃より、幸せに感じていると言えるの? 


  まあ少なくとも、イラク国民が、「自分達を解放してくれてアメリカ有難う」と感謝している状況ではないのは確かだよね。



  今のイラクは、車の爆破や自爆テロだって、たくさん起こっている。

           それは確か。


  でも、イラクテロ国家というより、アメリカの自分勝手な行動が普通の人をもテロに駆り立てたとは言えない?


  非戦闘員の民間人が誤爆等で殺されれば、残された肉親は彼らに怒りだって覚えると思うし、絶望感だって味わうと思うんだけど・・・。

  それって、逆にテロ要員を育成してるって事になるんじゃあ・・・。

  その結果、権力争いも絡んでイラク人同士でも殺し合いをするようになっているのかも?


   そんな疑問が沸いていた。



  結局、これでメリットがあったのは、軍事産業くらいかな?


  アメリカ兵器産業は大いに潤った事だろう。

  古い兵器も大量に捌けるし、新しい兵器の性能も実戦でチェックできたわけだし。

  もうホクホクだったにちがいない!



  一方の日本は憲法問題を抱えながらも、結局自衛隊イラクに派遣した。

  憲法問題はここでは置いとくとして、このイラク派遣費用って税金だよね?

  しかも不景気の真っ只中だった時の税金。



  僕はロスの有名ビーチで、こんな風に色々な事を考えさせられた。




       そして今回のこの記事・・・。


   米下院で言っている、「米軍のテロとの戦い」は一体何なのか?? 


       何が「テロとの戦い」と言えるの?  


  しかも賛成405、反対0って・・・。

  完全な政治的パフォーマンスじゃん。


  アメリカ人みんなが、そういう気持ちじゃないとは思うけど、なんか自分勝手な見方だなと感じたのでした。
   


それにしても、こういう問題をアメリカ人と論じるにはかなりの英語力が必要だと実感。


  日本にいた時に、ラジオで聞いていた講師がこんなの出していました。


   NHKラジオ講師えみりん先生の英語が好きになる英語上達法「マジカル・イングリッシュ」


  もう一度、英語やり直さなきゃ、理解が中途半端になって旅も面白くなくなるなぁ・・・。


  そんな事を思って、ちょっと焦ったのでした。

posted by 世界好奇心 at 14:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカとイラク