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メキシコ出国物語 〜最終回 スーツケースとお金の行方編〜

前回の「メキシコ出国物語」の続きです。
やっと最終回になりました。


  僕が不満そうな顔を見せると、まずいと思ったのか、「全部が全部そうわけじゃありませんから。そういう事もあると言う事でして・・・」と彼は言葉を濁した。

  まあ、実際どのような形で戻ってくるのか確認しないと、ここでどうこう言っても始まらない。

  しかし、僕にとっては鍵を壊されてスーツケースが使えないという事より、この件に関しては、もっと不安な事があったのだ。



 長かった「メキシコ出国物語」も遂に最終回です。


      どんな話だったっけ?  そんな貴方に!

  最初から「メキシコ出国物語」のストーリーを追いたい方用に作りました。

アメリカ経由便を使いましたが、今回のフライトはトラブル続きでした。

  直行便と違って、経由便にはリスクが付きまとうという事実と、トラブルが起こった時にどのようにしたらいいか、自分で考えるのに参考にしてもらう事例として挙げました。


  単なる楽しい旅日記というわけではないので、初めて読む方は予め了解して読んで下さいね。



@メキシコ出国物語bP
Aメキシコ出国物語bQ
Bメキシコ出国物語bR
Cメキシコ出国物語bS
Dメキシコ出国物語bT
Eメキシコ出国物語bU
Fメキシコ出国物語bV
Gメキシコ出国物語bW
Hメキシコ出国物語bX
Iメキシコ出国物語10


それでは、「メキシコ出国物語」最終回です。



  僕はバックパッカーとして海外を一人旅してきた経験から、リスク分散を考えて、お金は少しずつ幾つかの荷物に分けて入れる事にしている。


  実は今回の2つのスーツケースの中にも、10万円くらいのドルの現金とかなりの金額のトラベラーズ・チェック(T/C)が入っていた。もちろん、すぐにわかるようにはしていないけどね。


  例え、アメリカのX線のところでスーツケースをチェックされたとしても、自分が見ている前でお金を抜き取るのは難しいだろう。そう思っていた。

  手荷物に大金を入れておくほうが、置き引きなどに遭いやすい気がしていたしね。疲れて集中力が落ちると読んでいたし。


  けれど、自分が見ていない時にスーツケースを開けられるのはヤバイ・・・。


         しかも誰も引き取らなかった残った荷物。



  そんなスーツケースは怪しいと、念入りに調べられる可能性もある。


  そうしたら隠していたお金が発見される心配が出てきた。
  となると、盗まれる可能性大だ。



           まさか、こんな展開になるとは・・・。



               かなり憂鬱になった。


   多少高くても、他の航空会社直行便にしておけば良かった・・・。


  アメリカを経由しない直行便であれば、荷物の入れ替えはない。

  出発地点から成田まで同じ飛行機で運んでくれる。
  航空券を買う時の判断間違ったかなぁ・・・。
  そんな事が頭を駆け巡った。



         でも今更どうする事もできない・・・。



  結局その場は、アメリカン航空の係員について税関まで行き、書類を提出して帰る。

  税関の係員も、気を遣ってかリュックサックボストンバッグはノーチェックだった。



  僕は出口を出た。

 
  出口では、待っているはずのメキシコ人をなかなか見つけられなかった。

  そりゃ到着してから1時間くらい経ってるんだもん。帰ったかも・・・。



  携帯に電話して、やっと再会。
  元気そうだった。


  それにしても寒いし、気分は晴れないし、なんか踏んだり蹴ったりの再会となったのでした。


  いや〜、重い荷物を持っての航空トラブルはきついですね〜。

  荷物が多い時はバックパッカーの時とは事情が違うって事を、今回、嫌というほど味わいました。


  教訓

  荷物が多い時は料金よりも、直行便が安心、便利です。

 
                         おしまい




  
  えっ、えっ、何? 何?


  スーツケースはどうなったって?



  アメリカン航空へ電話で確認すると、翌日、無事にスーツケースが到着して自宅に配送したとのことでした。


  後日、帰省してスーツケースをチェックしました。


  えぇーえ、ちゃんとチェックしましたよ。
  お金抜かれていたら、航空券の安さ分なんか目じゃないくらいの大損害になってしまうんですからね。

                ドキドキでチェックです。


  結果、お金はなんとか無事だったけど、スーツケースは1つ壊れていた・・・。ガムテープで誤魔化していたけど・・・。


  鍵の部分じゃなく角の部分だったから、スーツケースを開けてどうこういう感じじゃなかったみたい。


  きっとスーツケースの取り扱いが乱暴で、どこかにぶつけて壊してしまったのだろう。



  それにしても、このスーツケースがきちんとターンテーブルに出ていれば、成田空港アメリカン航空の係員に言って修理代くらいは出させていたのに・・・。


   これで、ちょっとした航空券の安い分は吹っ飛んじゃった。


  今回はアメリカン航空マイレージの関係があったから、仕方がない面もあったんだけど、ちょっとなぁ〜。


  まあ、とにかくトラブルオンパレードだったアメリカン航空フライトメキシコ出国物語」はこれで本当に終わりです。


  ここまでお付き合いいただいて、どうも有難う〜。


                       おしまい

posted by 世界好奇心 at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

Mexico出国物語  〜第9編 荷物がない!編〜

前回の「メキシコ出国物語」の続きです。

 
 既にストーリーを忘れてしまったという方はこちら(涙)
   → メキシコ出国物語 第8弾



  メキシコからトラブル続きのアメリカを経由してやっと着いた成田空港



   でも最後もやってくれたな、アメリカン航空

   みんながいなくなった後、アメリカン航空の荷物係カウンターの所へ言って話をする。



   当然バゲイジクレイム(荷物預り証)を提示させられる。


           よかった〜、あって。


   このバゲイジクレイム(荷物預り証)ってボーッとしていると、ダラス空港で捨てられていたところだったんだからね。

   前々回のダラス空港バトルを思い出してください。
      → ダラスでのバトル


 
   あの時文句を言ってバゲイジクレイム(荷物預り証)を取り返さなかったらと思うと、ぞっとするよ。文句言って、よかった〜。


   事情を話すと、アメリカン航空の職員曰く
  「アメリカ経由の場合は、一度荷物をピックアップする事になっているんですね。ですから、ロスで止まっているかもしれません。」

  「でも、メキシコのカウンターで確認したんですよ。荷物はダイレクトで成田まで行くと」と僕。

  「あっ、それってメヒカーナでしたよね? メヒカーナの人が間違えたんでしょう」


   おいおい、何だよ、それ。
   いかにも他社の人が間違えたみたいに・・・。


   確かに運航はメヒカーナだった。しかし、共同運航便アメリカン航空の便でもあったわけじゃん。

   それに今回はメヒカーナ航空のカウンターじゃなく、アメリカン航空のカウンターでチェック・インしたんですけど。



   一応僕はバゲイジクレイム(荷物預り証)を見せた。


   そこにはメキシコからロス、ロスからダラス、ダラスから成田の3つの便が印字されている。

   最終目的地は成田となってるのだ。


   どう考えてもみても、僕に瑕疵はない。
   もう一度同じ場面に遭遇すれば、同じ行動を取ると思う。

   そう思いながらも、ここまできたらどうのこうのと言っても始まらない。



   アメリカン航空の社員は、明日荷物が届くように手配すると言うので、今日は引き下がるしかなかった。

   一応、荷物はダイレクトに自宅まで送ってくれると言うから、まあ我慢、我慢。



   アメリカン航空の係員は、「税関でスーツケースを開けてチェックをしますので、鍵を渡してください」と言ってきた。

             鍵も渡すのかよ・・・。

   なんか不安だなぁ。でも、仕方がない。ついでに暗証番号まで・・・。
   日本だから盗まれると言う事はないとは思うけどね・・・・・。


        そこまでは、まだ良かった。

      でも最後に言った言葉が気になった。


  彼は僕にこう言ったのだ。

 「アメリカで荷物を検査する場合、スーツケースに鍵がかかっていると鍵を壊して開ける事があるんですね。でも、それは当社では責任持ちかねますので、ご了承ください」

     
             はっ!?

                           続く

posted by 世界好奇心 at 13:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

Mexico出国物語 〜第8編 成田空港到着〜

メキシコを出てから、やっとの事で日本へ。


  長かったメキシコ出国物語もいよいよ場面が成田空港へと移ります。 あともうチョイだな。


  みなさん、前回までの「メキシコ出国物語」のストーリー、覚えてます???  

  ダラス空港で嫌な目にあって、成田空港へ向かうところです。


  きっと覚えてないだろうな〜。
  と言うわけで「メキシコ出国物語 〜第7編〜」を見て、これを読む前に思い出しておいてくださいね〜。


  それでは久々の『メキシコ出国物語 第8編』をどうぞ。



  機内に搭乗すると、今度の席はど真ん中だった。
  ジャンボだったので席の配列は2−5−2。その5の真ん中。だからどちらからも真ん中ということ。この時期なので、機内は満席だった。トイレにたつ時がきつそう・・・。


  両隣にはアメリカ人が座った。右側はアメリカ人男性2人。左側はアメリカ人のカップル。

  僕はアメリカ人のカップルの方とよく話した。言っとくけど、別に邪魔してたわけじゃないよ(笑)。


  隣に座ったアメリカ人女性と話をしていたら、名前はスサナだと言った。

  スサナってヒスパニック系の名前じゃん・・・。 彼女の顔付きはそうでもなかったので、ちょっと聞いてみた。

  するとお父さんはアルゼンチン人、お母さんはコロンビア人アメリカ人だとわかった。


  日本行きの機内でラテンの話ができると思わなかったので、それだけで機内ではとても楽しかった。

           
        これで気分良く、帰国できるよ(嬉)。


  日付変更線を越えるので(誰かが「どれが日付変更線?」って聞いてたという笑い話があったっけ)、1日失った日付で日本へ到着! 


  成田空港に来ると、日本語で「お帰りなさい」と書いてあるのが妙に感動する。

  旅行で2〜3ヶ月行っていた頃には別に何も感じなかった事だけど・・・。ちなみに英語では「Welcome」になっている。この辺は気が利いてるね。


  日本の入国審査。一言で言って、スピーディー。
  長蛇の列に並ばされないだけでも嬉しいよ。


  さて、今回はメキシコ人の教え子が迎えに来ているはずだった。成田空港で働いている。3年くらいは会っていないから、久しぶりの対面だ。


        さっさと荷物を取って感動の再会へ!


          

   と思ったら、肝心の荷物がなかなか出てこない。
   おいおい、今回は人が待ってくれてるんだから、早くして欲しいなぁ。



   時間が経つにつれ、段々と荷物をピックアップする乗客も少なくなる。
   30分くらい待った。


          そしてターンテーブルは止まった・・・。


   僕は係員に恐る恐る聞いてみる。

     「もう荷物ないんですかね?」
     「ええ、もうないです」

              ・・・・・・・・・。



                          続く



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posted by 世界好奇心 at 01:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

Mexico出国物語  〜第7編 ダラス空港で〜

メキシコ〜アメリカストーリー

前回からの続きです。 今回は怒り心頭です。



   とにかくロスの空港で2時間近く、僕らは待たされた。        

  午前3時。メキシコ時間で言えば午前4時。
  新しい機材に乗り換えて、ようやく出発。

  「荷物大丈夫かな」という一抹の不安と共にね。
  でも30分もしないうちに、僕は機内で寝ていた。
  

  しかし、あっと言う間に、ダラスに到着。


  もう到着かぁ〜。
  眠りばなを起こされた感じで、ひどく頭が痛い。
  目もあまり開けていられない感じだった。

  とにかくボーッとしながら、成田行きが出発するゲートへ。


  チェック・インにはまだ時間があった。
  とにかくイスに座って、荷物の上に足を載せて休んでいるうちに、いつのまにか眠ってしまった。


  時計を見ると、1時間はグッスリだったようだ。
  さすがにまだ飛行機に搭乗していないので、何もかも忘れて眠るという事はなかったけどね。


  暫くするとカウンターでチケットをチェックし始めた。

  僕の搭乗券メヒカーナ印字の搭乗券になっていたので、一応チェックしてもらう事にした。


  カウンターの女性にメヒカーナ印字の搭乗券を見せながら、「これでOK?」って聞いてみた。


  その時に、最終チケットなので裏に成田までのバゲイジクレイム(荷物引換証)が付いている事を見せながら話した。


  カウンターの女は無愛想だった。ここでは仮に無愛想のBとしておこう。


  そのBは、僕の搭乗券を見て開口一番「I need your passport.」と言った。

  
  それにしても、もうちょっと良い言い方ないのかよ。 一応、僕は客なんだから。人の質問には何も答えず、ムスッとそんな事言われると、眠いのも手伝ってちょっとムッときた。

  それでも何も言わず、パスポートを渡す。


  すると、どうしたことか隣の人の所にパスポート搭乗券を持って行って、何やら指示を仰いでいる。 


   こいつまさか新人? 
   見かけは全然そういう風には見えないけど・・・。中年ババァの域に入りそうだけどな。


  隣は見るからにベテランと言った感じの日本人みたいな中年女性だった。顔付きと日本語が話せた事から、永住権を持っている日本人か、もしくは日系人だろう。ここでは仮に中年のCとしておく。


  僕はじっと彼女達を見ていた。なんか頼りない。

  すると、Cは僕のパスポートから入国カードを抜いた。


  まあ、航空会社のカウンターで入国カードを集める行為自体は別に問題ないんだけど、その事をBには何も伝えなかった。

  BはBで他の事に気がいっていて、それに気付かなかったようだ。

  だから、Bは僕のパスポートを持って来ると、どこに入国カードがあるのかと聞いてきた。その態度もちょっとムカつくような感じだった。


  だから、「今、Cが取っただろ!」と僕は声を荒げた。

  もし僕が見ていなかったら、どうなっていたか? 当然、どこかに落としたか、失くしたかと思ってしまっただろう。

  そうなると、次のアメリカ入国する時に不利益を被るかもしれないと、メチャクチャ不安になるところだったじゃないか!

  Bは、Cに聞いて抜き取ったことを確認した。


  それにしても、CもCだ。 
  上司なんなら、きちっとコミュニケーションを取れよ。
  Bが担当しているものを、何も言わずに勝手にやるか、ふつう?
  

  でも、まだそこまでは我慢できた。
  けれど、次でカチンと来た。


  Bは新しい搭乗券を渡してくれたのはいいけど、なんとメヒカーナ搭乗券を捨ててしまったのだ。

 「ちょっと待て! それいるんだけど。」そう言った。
  
 すると、「新しい搭乗券があるから、古いのはいらないのよ」とぬかす。


  お前、何なんだよ! メヒカーナ搭乗券の裏にバゲイジクレイム(荷物引換証)がついているからと、最初にわざわざ見せて説明しただろ!


  何の為に最初に説明して見せたと思ってるんだよ。ちゃんと聞いていたのか!!


  僕はすぐに「バゲイジクレイムがあると言っただろ!」と、ゴミ箱に捨てた搭乗券を取り戻させた。


  見ていると、やる事なす事、このBは使いものにならなかった。こんな奴、首にしちまえ!


  その上、接客態度も悪かったから、睡眠不足も手伝って「お前、本当にスタッフなのか?」と英語で皮肉って、日本語でつい「バカ!」と怒鳴ってしまった。


  すると、日本語がわかるCが割り込んできて「よその航空会社から乗り継いだ方には、こういう手続きをしてるんですよ!」と言われて逆切れされた。

    
   一瞬、あっけに取られた。 だって、あんた達のミスじゃん。


 僕は「でもBはバゲイジクレイムを捨てようとしたんですよ」と言うと、Cは謝るどころか「バゲイジクレイムがあるかどうか、そんなのわかんないじゃないですか!」と言い返した。



  わかんなかったら、捨ててもいいのか? 普通、確認するんじゃないの? 

  捨てられた客は一体どうなると思ってんだよ?

  荷物を持って出る時に、チェックに引っかかって困ったことになるんじゃないのか?


  大体お前、何様だぁ〜。 
  こんなに接客態度が悪い奴らは初めてだよ。


  それに、僕はBにわざわざバゲイジクレイム(荷物引換証)の事を先に告げて話をしてたんだよ。今までにもイヤな目に遭いそうな事があったから。


  それを知りもしないで、どうやったら一方的に客が悪いという事になってしまうわけ???


  しかも、それが客に対する態度かよ。


  B本人はさすがに僕に文句を言ってこない。自分が悪い部分があったとわかっているからだ。


  それを訳がわかっていないCが逆切れして、文句を言うんだからどういう社員教育をしてんだよ、アメリカン航空


  ダラスアメリカン航空ハブ空港という事もあって、こいつら他の空港の奴ら以上に態度がでかい。それに接客もなっていない。最低だよ!CSの教育したろうか!



  他にも色々言いたい事は山ほどあったが、ここで喧嘩をしてもだるいし、腹いせに手荷物の件でグダグダ言い始められても困る。

  気分が悪くなったけど我慢した。 こっちも疲れてたしね。



  更に言えば、機内へ搭乗する時にチケットを渡すんだけど、その時にも他のスタッフから「入国カードは?」と聞かれた。


 本当にアホだよな、こいつら。
 カウンターでチケットチェック受ける人は全員ではなく、数的にはすごく限られてるんだから、カウンターでは回収せずに、搭乗する時に全員の入国カードを集めれば混乱がないはずだろ?


 なんて頭が悪いんだろう・・・。
 もう眠いし、気分悪いし、この時は本当に最悪だった。

                                                          続く

posted by 世界好奇心 at 02:21 | Comment(1) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

Mexico出国物語 〜 第6編 ロサンゼルス空港で 〜

前回からの続きです。
メキシコから帰国した時の状況をお伝えしてます。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 第6編 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


  ロサンゼルスからダラスに向う。


  夜中の12時40分。
  いよいよ機内搭乗開始。

  この時もリュックとボストンバッグを持っていたが、今回の搭乗時には何も言われなかった。

                 ラッキー!


  でも、この時の気持ちは、さっさと席に座って休みたいというものだった。さすがに眠くなってきていたからだ。


  それもそのはず。メキシコロスは1時間時差があって、メキシコの時間で言えば既に1時40分。

  疲れもあって、早く席に座って休みたい。  
  もうそれしか考えていなかった。

  自分の席を見つけて、上の収納棚にリュックを突っ込み、ボストンバッグはイスの下に置いて、すぐに席でグッタリ。


  1時過ぎ。遅れてきた乗客もいたけど、全員搭乗したようだった。


  出発時刻は過ぎた。
  けれど、飛行機はまだ離陸しない。 管制官の指示を待ってるんだろう。

      まあ、いいや。 多少遅れてダラスに到着したからといって、大差ないさ。


  そのうち僕はウトウトし始めた。
  

  そんな時、突然アナウンスがあった。
  乗客からワァーと声が上がる。


      「えっ!? なに? なに?」


  さすがに僕も目が覚めた。

  
  隣の人に何をアナウンスされたのか聞いてみる。
  そして返ってきた言葉は、「飛行機を乗り換えるんだって」


              ガビ〜ン!!!!


              な、な、なんで・・・。

  何とどこかに異常があったらしく、せっかく乗った飛行機を乗り換える羽目に・・・。 アメリカン航空め〜。


  やっと寝られると思ったのに・・・。
  また、重い荷物を担ぐのかよ!
  こっちは疲れてんだよ!


  しかし、文句を言っていても仕方がない。 とにかくみんなの後に付いて行く。


          まさか、こんな目に遭うとはな・・・。

  
   おまけに、ゲートがけっこう遠いこと。同じ事なら近くのゲートにしてくれよ〜。


  ロスの空港は静かだった。
  2時過ぎは飛行機は飛んでいないようで、乗客は僕らだけだった。


  そんな中、ここで最低でも1時間以上待たされる事は確実だった。
  飛行機を替えるという事は、人だけじゃなく、荷物も入れ替えなければならないのだ。


  また、僕は眠い、疲れたとばかり言っておれない状況に。
  カウンターで一応チケットをチェックしてもらう。


  この便の半数くらいの客はダラスが目的地ではなくて、そこからコネクションでどこか他の都市に行く。ダラスアメリカン航空ハブ空港なのだ。


  だから遅れて到着すれば、コネクションが当然ずれる。乗れない便もでてくる。つまり乗換えができなくなるって事だね。そうなると代わりの便を押さえておかなければならない。


  僕は飛行機がどのくらい遅れて到着するのかわからなかったので、ちょっとばかし不安だった。だからカウンターに聞きに言った。


  幸い僕の成田便は、遅れて到着してからも2時間くらい余裕がある事がわかった。コネクションに関しては、全然問題ないとのお墨付きをもらってホッと一安心。



  待っている間、ちょっと他の乗客と話をしてみた。

  「ロスからダラスまでは4〜5時間なんですよね?」
  「いいえ、2時間半くらいよ」 

  あれっ? おかしいな。僕のチケットには5時間くらいになっていたと思うんだけど。


  実はこれ、時差のイタズラだった。 ロスダラスでは2時間時差があるらしい。


  チケットの表示は現地時間で表示される。だから、僕は飛行時間を勘違いしてしまったわけだ。



   それにしても少なくとも4時間は寝られると思っていたのになぁ・・・。
   これじゃ寝られやしないじゃない・・・。                 

              トホホ・・・。


                     
                         続く

posted by 世界好奇心 at 17:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

Mexico出国物語 〜第5編 ダラス空港へ 〜

 前回のメキシコ出国物語からの続きです。



 さてロスから、なぜダラスへと思いの人も多いことでしょう。

 目的地の東京と反対方向だからね。僕だって最初???でした。

 でもネットで一番安い格安チケットをチェックすると、ロスに14時間くらい滞在して成田に向かうか、ダラスまで行って成田へ向うかの選択だったのだ。


 僕にとって、ロサンゼルス空港に10時間以上の滞在は勘弁して欲しかった。

 夜ロスに到着してホテルを取るなら、近くの高いホテルに泊まらなければならない。ロサンゼルス空港内にいる事にするなら、ウトウト眠ってしまった時の荷物が心配だ。


     だったら、ダラスまで行った方がいい。



 飛行機の中だととりあえず安心して眠れるし、マイレージだってその分たまるしね。ロスにずっといるよりは良い選択のように思えたのだ。


     しかし、実際はかなり辛い行程となったんだけどね。



  だから、リュックボストンバッグを担いで、次のダラス行きのゲートまで向かう。

  
  荷物を2つにまとめる為、パソコンはボストンバッグの中にしまった。これがなかなか入らなくて苦労したんだ・・・。


  それからアメリカ荷物検査場へ。


  ここも長蛇の列だった。 しかもカートが使えないエリアで、30分以上待たされる。

 
  つまり少しずつ少しずつ、重い荷物を持っては置き、置いては持ちの作業の繰り返し〜。やれやれ。



  ちょっと喉が渇いてきて、水を飲むことにした。

  ところが・・・。 リュックの横に入れていた1.5Lのペットボトルが消えていた・・・。
  どこかで落としてしまったらしい。あ〜ぁ、水も我慢か・・・。



  さて、やっとアメリカX線荷物検査

  相も変わらず、靴を脱いだり、ベルトをはずしたりしてX線に通している。


  でも僕にとって最も面倒だったのは、パソコンはケースから出して通せというもの。

          何でなんだよ???


  せっかくボストンバッグにしまったと思ったのに・・・。また出さなきゃならない・・・。人がたくさんいる所で、そんな作業はしたくないんだけどね・・・。


  また、ポケットの中の小銭やカギも入れてX線に通すから、ちょっと注意が散漫になる。

  他の人に荷物を持っていかれる心配もあるしね。
  実際に、アメリカ空港でやられた人を知ってるからね。

  本当に面倒臭いアメリカのチェック。


  とにかく、X線を通ると、すぐにパソコンをボストンバッグにしまう。

  でも大き過ぎてなかなか入らない。非常に苦労したよ〜。


  係員や人が次々に来るし、ちょっと焦った。なんでこんなに出したり入れたりしなければならないんだろう??? 寒いのに汗も出てきた。


   さて、搭乗券を見ながら、ダラス行きを探す。


   なんと一番奥のゲートだった。あ〜ぁ。


 

  2つ合わせた荷物の重量は25kg以上。
  荷物の重さが肩にグッとのしかかるので、あまり歩きたくなかったんだけどな・・・。

  実際、肩で血管が圧迫されるのか、暫く持つと腕が痺れてきたりする事もあったよ。


  やっとダラス行きの出発ゲートに着いた時には、4時間くらいあったコネクション(乗り継ぎ)時間が、既に1時間くらいになっていた・・・。



                         続く

posted by 世界好奇心 at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

メキシコ出国物語 〜第4編 ロサンゼルス空港で〜

前回の続きです。
メキシコ出国物語も第4編になってきました。 
では、どうぞ。



 やっとロスに着いた僕。
 でも相変わらず長時間待たされて、本当お疲れ状態。

 今日は、その続きです。




  さて入国審査
  やっと僕の番になった。

 
  これを読んでいる人は入国トラブルを期待していたかもしれなけど、残念でした。

  今回のアメリカ入国審査は、実にあっけなく終わったのであった。



 その時の様子はと言うと、

 「えっ、何。トランジット(乗り継ぎ)? じゃ、ここに人差し指置いてね」


 そんな具合で、両手の人差し指の指紋を登録され、パスポート入国スタンプを押されてすぐに解放された。 当たりの係官だったね。


  それに、今回はWebカメラでの撮影はなかった。 少しは簡略化されたのかな? それとも、たまたま?



  しかしね、そんなにすべてがスムーズにいかないのがアメリカ



  荷物の方は、かなり大変だった。

  搭乗寸前の時に預けたボストンバッグは、ここで引き取らなければいけない。



  さて、荷物を探そうと電光掲示板を見る。
  だけど、僕の便は荷物が出てくるターンテーブルの表示が消えていた。


  おいおい・・・。


  入国審査があまりにも時間がかかったんで、次の便の表示に変わってしまったんだろう。 これってかなり困る。


  近くの係員に聞いてみるが、自分の担当の航空会社の荷物の事しか頭にないらしく、まともな返事は返ってこなかった。前回もそう。これって何とかならないもんかねぇ・・・。


  それでも、一番端じゃないかという人がいて、それに従って行ってみる事にした。


  行ってみると、そこはターンテーブルが既に停止していて、あちこちに荷物があふれかえっていた。

  ターンテーブルに残っているもの。ターンテーブルの横に放り出されたもの。ゴチャゴチャだ。


  そんな中、カートを押して探すのも一苦労。相棒でもいればいいんだけどね。


  おまけに、荷物を持って出口に出る人達が長蛇の列になっていた。
  探すのに邪魔になるなぁ・・・。
  こうなると、カートを動かすスペースがあんまりないんだよね。


  僕が手荷物だったリュックカートに載せてボストンバッグを探していると、他の何人からか「後ろだ」と非難めいた口調で文句を言われた。

  どうやら、並んでいる列を無視して順番を追い抜こうとしているように見られたらしい。


  こっちも疲れていたし、誤解されたままでは嫌なので「俺は荷物を探してるんだ!」と大声で言ってやった。すると「あぁ、OK」との声が後ろで聞こえた。


  主張の国アメリカでは、こちらの言い分は、はっきり言った方がいい。それが今までの僕の旅の経験から得たものだ。

  それにしても、なんでターンテーブルを止めてしまうんだ??? まだ、回しておけばいいじゃないか!? こんなに荷物を取りに来ていない人がたくさんいるんだから・・・。


  回しておけば、空いている所で待って荷物をピックアップする事もできる。それなら、いらない誤解も生まれないのにな・・・。 ほんと理解に苦しむよ、アメリカ


  お陰で僕はカートを持って、他の人の冷たい目と戦いながら、自分でターンテーブルを回って荷物を探す羽目になったんだよ。


  普通、乗客じゃなくて、ターンテーブルが回るんだろ!
  何の為のターンテーブルなんやら????


  やっとの事でボストンバッグを探し当て、税関の書類を渡し、なんとか出口へ。


  それにしても、誰もバゲイジクレイム荷物引換証)をチェックしなかった。これって、簡単に他の人の荷物を持っていけるじゃん。


  わざとじゃなくても、似たようなスーツケースを持っていたら間違う人もいるんじゃない?


  アメリカは世界の先進国と見られているが、空港のシステムやサービスに関しては、はっきり言って三流だ。


  

  やっと出口に出られた僕。


  でも、ここで成田行きの飛行機を待っていればいいんじゃないんだよね、今回は。



  僕の今回のルートはちょっと変則的で、これから真夜中の便でダラスに向かう事になっていたのだ。

                                 

                          続く

posted by 世界好奇心 at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

メキシコ出国物語 〜第3編 アメリカ入国編〜

今回は第2編からの続きです。
 では、どうぞ。



 飛行機に乗って座席を探しているところからです。


 
 僕の席に見知らぬおばちゃんが座っている。


 「あの〜、ここは僕の席なんですけど」
 おばちゃんは平然として「あなた何番なの?」と聞いてくる。

 「21のFです」僕が答える。

 すると「私も21列なのよ」との返事が。
 だから21のどこなの??? 21列だって6つ席があるだろ!


 「搭乗券、見せて」と僕は言った。
  おばちゃんは見せようとはしない。


  僕らの事を見ていたSW(スチュワート)が、アナウンスで席について説明していた。

  で、やっと僕は「21列のE」だと聞き出した。それは隣の席でしょ。


  おばちゃんは全然悪びれる風もなく、とりあえず、窓側からどいた。 やれやれ。


 まあ、長年メキシコにいると、こんなのにも慣れてくる。

  バスなんかだと時々こういう輩に出くわすが、まさか飛行機でもこういう目に遭うとは思わなかったな。


  メキシコでは、飛行機は基本的に金持ちが乗る乗り物なんですけどね。


  とにかく、窓側の席を確保して、機上の人に。
  いよいよ離陸。


  さて、ロスまでは3時間のフライト。
  その間、軽食も出たので、ちょっとウトウトしたくらい。
  疲れていたけど、爆睡まではしなかった。

 
  定刻通りロサンゼルス空港へ到着。
  タラップを降りると肌寒かった。


  さて、ここからがアメリカ経由の大変さが始まる。



  先ずは入国審査の為、長蛇の列に並ぶ。
  第1の洗礼だ。


  ここで、1時間くらい待たされただろうか? 
  本当、待ちくたびれたよ。
  隣のタイ人や台湾人と話したりしながら、なんとか時間を潰したけどね。


  やっとこさ、僕の番になった。
  いよいよ緊張のアメリカ入国審査だ。



                         続く

posted by 世界好奇心 at 20:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

メキシコ出国物語 〜第2編 出発ゲートにて〜

 さて前回の日記で、やっと出発ゲートへ辿り着きました。
 今日はその続きです。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  第2編  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




 それにしても、2つの手荷物だけでもかなり重い。そりゃ、20kg以上を担いでいるんだからね。


  しかもボストンバッグ。
  肩に担ぐ用のベルトの一方が壊れていて、手で持つ所しか使えない状態。

  その狭い間に腕を通して、無理矢理、肩に担ぐ。


  けっこうな重さだよ


  ポケットに手をやると、小銭がジャラジャラ。
  小銭が余っていたから、空港内ショップで40ペソのサンドウィッチを買う。


  普段だったら絶対に買わないけど、もうペソのコインを持っていても仕方がない。


  それに何より、ポケットに入れていると重い。


               処分した〜い。


  もう、ほん少しでも運ぶ重さを軽減したかったんだよね〜。
  実際は、小銭くらい大した重さじゃないけど、それくらい疲れていたんだよね。



  さて、出発ゲートで係員にチケットを渡して飛行機に乗り込む。
  その時、ボストンバッグに目を付けられた。


  係員が持ってみても、やっぱり重かったらしい。


  「これは飛行機の下の荷物収納場に持って行きます」と、その場でバゲイジクレイムを渡された。


  まあ、タダで荷物3つ預けられたわけだからいいと言えばいいんだけど、これだけはロスで引き取らなければならないらしい。


           ちょっとややこしくなった。


  それに、すぐに荷物を「はい!」と渡せるもんでもないのだ。


  と言うのも、僕の場合、機内持ち込み用として何が必要か考えて入れているからだ。


  急いでいても、ここは旅の経験が活きた。
  

  とりあえず、ボストンバッグから一番大事なパソコンと航空券を取り出す。 それから買ったばかりのサンドウィッチも。

  そのまま渡していると大変な事になるところだったよ。
 

  大体、空港での荷物の扱いを見ていると、スーツケースなんか放り投げている事だってしばしば。

  そんな所にパソコンなんか入れて渡したら、パソコンが壊れて今までのデータが全てパッーになる可能性だってある。



  さらに、航空券はもっと重要。

  アメリカ経由は例えトランジットであっても、必ず入国審査を受けなければならない。指紋押捺とWebカメラ撮影の入国審査ね・・・。


  普通の国なら、トランジットなら待合室で待っているだけでいいけど、アメリカは違うのだ。

  だからアメリカ経由となると、苦労は10倍くらいに跳ね上がる。


  また、アメリカの場合だと、航空券を入国時に提示させられる可能性もあるのだ。(入国係員にもよるけど)


  日本人はアメリカに入国の際、3ヶ月以内ならビザがいらない事になっているが、帰りの航空券とかないと怪しまれる事もある。

  つまり、違法に働きに来たんじゃないかとね。
  まあ、実際そういう奴もいるので、何とも言えないけど。


  前回の夏はメキシコから来たからか、「何しに来たの? アメリカに働きに来たのか?」と嫌味を言われたんだよね〜。


  意地悪な奴に当たると大変なんだよ、どこの国でも入管は。
  まあ、前回は、それぐらいで済んで問題はなかったんだけどね。


  実際に怪しまれたとしても、航空券があれば、それを見せれば問題はない。

  が、ボストンバッグに入れて取り出すのを忘れていると、入国審査時に航空券がないことになってしまう。うぅ、それってヤバイ。

  
  それに万が一、ボストンバッグが無事にロスに届かなかったら、僕は日本までの航空券がなくなってしまう事になるのだ。


  そうなると大変。
  少なくとも、そういう旅のトラブルは未然に防がないといけない。


  つまりね、慌ててボストンバッグをそのまま預けて飛行機に乗ってしまっていたら、大変な事になるかもしれなかったんだ。
  

  あんまり精神的に余裕がない時でも、予定外の事が起こると一旦頭で考えなきゃならない。


            それもけっこう疲れるんだよ。


  でも、トラブルは御免だからな。 それでなくても疲れてるんだから。 (もちろん、疲れてなくてもトラブルは御免だけど)




  機内に案内された。

  機内では少し休める。
  搭乗券を見ながら、自分の席を探した。
  

  今回は窓側を取っていたんだよね。
  最後くらい、外の景色を見ながら出発したいし。

        
          でも・・・。  


  やっと見つけた僕の席に、既におばちゃんが座っているではないか!


                    おいおい・・・。



                         続く

posted by 世界好奇心 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語

メキシコ出国物語

 
 僕が以前メキシコに住んでいて、それを引き払って日本へ帰国した時の話です。 


アメリカ経由便を使いましたが、今回のフライトはトラブル続きでした。

  直行便と違って、経由便にはリスクが付きまとうという事実と、トラブルが起こった時にどのようにしたらいいか、自分で考えるのに参考にしてもらう事例として挙げました。


  単なる楽しい旅日記というわけではないので、その辺は予め了解して読んで下さい。




  その当日、メキシコでギリギリまで引越し準備をしていた・・・。

 今回はその時の様子を物語風でお届けします。
 それじゃ、いってみよう!
  
  

 
  午後6時のアメリカン航空。 
  僕はこれでロサンゼルスへ飛ぶ事になっていた。


  実は、去年の夏にロスに遊びに行った時に、トラぶった便と同じだった。言わば曰くつきの便。


  午後4時半。
  僕は空港のカウンターに並んでいた。
  今回は日本まで帰るので、トラブルわけにはいかない。


  夏の時は、コードシェアリング共同運航)のメヒカーナが運航するという事でカウンターもメヒカーナだったが、今回はアメリカン航空のカウンターに変わっていた。

  同じように実際の運航は、メヒカーナがするんだけどね・・・(苦笑)。



  それはともかく、今回僕には懸念材料があった。
  一番の問題は、荷物の超過料金について。


  一人が運べる荷物は、スーツケース2個、手荷物2個。
  アメリカン航空のオフィスで渡された用紙にそう書いてあった。
  
  スーツケースの1個の重さは23kgまでとの記載もされていた。



  さて、今回の僕の荷物。
  一応、スーツケース2個と手荷物2個になんとか収めた。
  その為、かなり置いてきたけどね。


  さて、問題は重さ。


  スーツケースの1つが25kg。まあ、これは何とかなるだろう。

  でも、もう一つは33kgぐらいだった。うぅぅ・・・。
  これはヤバイ・・・だろうな・・・。


  機内持ち込み手荷物の方は、一つは僕の愛用バックパッカ
  もう一つはボストンバッグ。


  こちらも2つ合わせれば25kgくらいにはなる・・・。それに両方ともかなりでかい・・・


  これらも本当に機内手荷物で行けるのか???  ちょっと不安だった。


  もう今回は、100ドルくらいの超過料金は覚悟していた。
  でも、もっと取られる可能性だってある。できるだけ安く抑えたいのが本音だ。いかに交渉するか。僕はじっと考えていた。



  さて、僕の番になった。
  カウンターのお姉ちゃんは愛想の良い人だった。これはいい。

  仲良くなって色々話していると、荷物については何も言われなかった。

  横で男の人がスーツケース2つ置いた計量をちらっと見たけど、何も言わなかった。 助かった〜。



            先ずは第一関門突破。




  手荷物の方は下に置いて、全然出さなかった。
  とにかく機内に持ち込むのだ。


          でもまだまだ油断はできない。



  アメリカ経由だと、一度アメリカで荷物ピックアップするはずだから、そこで超過料金を払えと言われるかもしれないからだ。


  以前も、メキシコの空港でOKだった荷物をアメリカのカウンターにそのまま持っていったら、数kgオーバーしていると言われ、カウンターの前でスーツケースを開けて荷物の入れ替えをさせられたという苦い思いがある。
  


  でも今回バゲイジクレイム(荷物引換証)を見ると、最終目的地の日本まで記載されている。


  一気に期待が高まった。 僕は確認した。



  「このスーツケース、日本までダイレクトに行くんですか?」



  返ってきた答えは「そうです。バゲイジクレイムにそう書いてあるでしょう。」


              エッ!マジ!!



  それならアメリカで超過料金は取られない。
  アメリカのカウンターに持って行かなくていいんだから。

  それにアメリカのバカデカイ空港内を、重いスーツケースを持って移動しなくてもいい。


  僕にとっては、メチャクチャ大きいメリットだ。


  これは画期的なことだよ、アメリカ。 
  システムが変わったのかな?


  再度確認する。
   「本当にロスでピックアップしなくていいんですね?」


  お姉ちゃんはニッコリ微笑んで、「大丈夫よ。しなくていいわよ」と念を押される。

 
       もう嬉しくて僕の顔は一気にほころんだ。



  それから出国審査の手続きを終えて、出発ゲートへ。

  でも、ここから色々んな事が起きるのだった。

                            続く

posted by 世界好奇心 at 11:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | メキシコ出国物語